5月17日、朝起きたらネットニュースなどで(テレビのニュースでは取り上げられていないと思う いや、あったそうですm(_ _)m)大々的に「ソニーとマイクロソフト クラウド型ゲームで提携」などとのヘッドラインが踊っていた。ざっと眺めていると
日本経済新聞は ソニーとマイクロソフト クラウド型ゲームで提携 などと報じ、産経や朝日なども同じような内容で一方外資系ニュースサイトのロイターやブルームバーグ、CNETなどは 「マイクロソフトと ソニーはクラウドコンピューティングと人工知能(AI)の分野で提携」とやはり発信者の所属国によって当事者の順が逆なんだなぁと。
もっともこの発表は彼らが謳う「戦略的」というより3月のGoogleによるクラウドゲームプラットフォーム「STADIA」やその翌週にAppleにより発表さえた Apple Arcade に対するカウンター(対抗措置)と思われ、これらに対して慌てて提携をまとめた感が拭えない。
パブリッククラウドの世界で言えばアマゾン(AWS)がその他のクラウドに圧倒的な差をつけて2位のマイクロソフト(Azure)に2倍ほど、3位のGoogle(GCP)に対しては3倍ほどの規模を誇る。
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Synergy Research Group 2018年第四4半期におけるクラウドインフラサービスの調査結果 |
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コンシューマーゲームの世界では、すでに51%はモバイルゲームで、ソニー/マイクロソフトのPS4/Xboxを合わせても過半数に届かない。一方、GoogleのSTADIAはChromeさえ動けばモバイル/PC etcなんでもござれ、Appleは言わずもがなiPhone/iPadはすでにモバイル分野においてビックプレイヤである。
こう見るとソニーもマイクロソフトもなんらかの発表をせざる得ない状況に追い込まれていたことがわかる。
ところでこれらの中に含まれていないビックプレイヤー達が残っている。アマゾン(AWS)と任天堂である。こうなると別に(まだ)追い込まれてはいないが早いうちに手を打っておいた方がいいと思われるこの2社の提携となった時は”真の強者連合成立”というものが見えてくるのは私だけだろうか?
そんなことを夢想してみた週末です。
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